24時間風呂はどの浴槽でも設置できる?設置した場合のメリット・デメリットは?

24時間風呂は、浴槽のお湯を絶えず循環させ、湯船にいつでも浸かれる家庭用循環式浴槽です。

お湯に浸かりたいと思っていても、忙しい時や外出時などいつも沸かしておくことは大変です。

24時間風呂を使用すれば、家族の入浴時間が違っていても、好きな時間にそれぞれ入浴しても手間がかかりません。

そんな24時間風呂が、自宅の浴槽でも使えるかどうか気になるところです。

この記事では、24時間風呂がどんな浴槽で使用できるか検討し、設置した場合のメリット・デメリットを合わせてご紹介します。

  • 24時間風呂を浴槽に設置するための4つのポイント
  • 24時間風呂を浴槽に設置した場合のメリット
  • 24時間風呂を浴槽に設置した場合のデメリット

24時間風呂を浴槽に設置するための4つのポイント

24時間風呂を浴槽に設置するためのポイントは以下の4つです。

  • 24時間風呂が対応している浴槽とは?
  • 24時間風呂の種類について
  • 24時間風呂の浴槽設置例
  • 24時間風呂を設置する場合、どんな工事が必要?

24時間風呂が対応している浴槽とは?

24時間風呂はどんな浴槽でも設置できるのでしょうか。

初めて24時間風呂の設置を検討する場合は、以下に注意しましょう。

  • 24時間風呂をどこに設置するか
  • 電源が近くにあるか
  • 浴槽の材質

24時間風呂の本体の大きさは、バスポカEXecoの場合、横340㎜、高さ607㎜、幅280㎜です。

まずはこれが浴室に置けるかどうかがポイントですが、浴槽の形状、浴室の構造は各家庭で異なります。

バスポカEXecoでは、全国対応しているサポート会社から設置のプロが自宅に来てくれ、1軒1軒、各家にあった最善の取り付け方法を提案してくれます。

狭い浴室や複雑な構造の浴室でお悩みの方は、気軽に相談が可能です。

引用:【公式】バスポカEXeco-24時間快適お風呂

24時間風呂を利用するためには電源が必要です。

電源コードを浴室の外まで延長し、電源を取ります。

脱衣所など近くに電源がない場合、電源の工事が必要な場合もあります。

24時間風呂は賃貸でも設置でき、取り外しも可能です。

ステンレス(カラーは不可)、タイル、天然石、木などほとんどの浴槽で24時間風呂を使うことができます。

ただし、一部の樹脂浴槽で継続的に使用すると 表面の荒れや変色がおこる場合があります。

心配な方は浴槽メーカーにお問い合わせください。

引用:よくある質問 – 【公式】バスポカEXeco-24時間快適お風呂

24時間風呂の種類について

24時間風呂には大きく分けて2種類あります。

  • 屋内設置型
  • 屋外設置型

前項でご紹介したバスポカEXecoは屋内設置型です。

24時間風呂のメーカーによって扱う種類が異なります。

以下に各種類の24時間風呂のメリット・デメリットと商品名をまとめました。

24時間風呂の種類

メリット/デメリット

商品名

屋内設置型

【メリット】

設置しやすい

商品の種類が多い

【デメリット】

浴室内を占有してしまう

バスポカEXeco(三和)

フロ・グラン(コロナ工業)

コロナホームジュニア(コロナ工業)

屋外設置型

【メリット】

浴室内に設置しないため、浴室内がスッキリする

屋内設置型に比べ機材が大型のため、ろ過性能が高い

【デメリット】

集合住宅や間取りによっては置けない場合がある

機器自体が大型の為修理の際などは工賃がかかる

バルナミニ(コロナ工業)

バルナⅡ(コロナ工業)

引用:家庭用24時間風呂とは?製品タイプの特徴解説 – 【公式】バスポカEXeco-24時間快適お風呂

24時間風呂の浴槽設置例

24時風呂を設置する場所の一例をご紹介します。

  • 浴槽のコーナー(隅)
  • 洗い場
  • 浴室の角の部分の壁(オプションのブラケットを使用)

引用:バスポカEXecoパンフレット

実用性を考えると、浴槽コーナーに取り付ける場合が多いようです。

浴槽コーナーに蛇口などがあり、設置できない場合は、オプションで用意されているブラケット(税込11,000円)を使用します。

ブラケットは「バスポカEXeco」が標準取付できない場合に使用する架台です。

ブラケットを角の部分の壁に固定し、24時間風呂の本体を壁に固定します。

自宅に取りつけられるか不安な方は、専門業者に相談してみましょう。

24時間風呂を設置する場合、どんな工事が必要?

24時間風呂を自宅の浴槽に設置する際の工事内容についてご紹介します。

日本国内で(離島を除く)であれば、取付工事ができます。

全国どこでも設置のプロが自宅まで来て、対応してくれるので安心です。

24時間風呂を浴槽に設置する場合の工事内容は以下の3点です。

  • 24時間風呂をどこに設置するか決める
  • 24時間風呂を設置する
  • 電源をとるために配線工事を行う

浴室の間取りや24時間風呂の種類によって工事方法は異なりますので、詳しくは設置時にスタッフにご相談ください。

24時間風呂を浴槽に設置した場合のメリット

24時間風呂を設置した場合のメリットを3つご紹介します。

24時間好きな時間にいつでも入浴できる

24時間風呂は絶えずお湯を循環させ、沸かしたての湯船にいつでも浸かれます。

家族の入浴時間が異なる場合、外出して沸かす時間がない場合に、いつでもお湯が沸いていると嬉しいですよね。

24時間風呂は水を節約でき、光熱費が安くなる

24時間風呂は月1回(バスポカの場合)、浴湯の入替が必要です。

それ以外は基本的に浴湯の入替を行う必要はないので、水を節約できます。

24時間風呂を利用した場合、年間浴槽320杯分の水が不要となり、年間10分の1程も節水できます。

24時間風呂の光熱費は以下のようにお得になっています。

  光熱費(1日あたり/年間)
24時間風呂

【1日あたり】235円

【年間】85,775円

都市ガス

【1日あたり】361円

【年間】131,765円

プロパンガス

【1日あたり】435円

【年間】158,775円

24時間風呂を利用した場合、都市ガスは45,990円、プロパンガスは73,000円ほど節約ができます。

※地域や気候、エネルギー価格の変動などにより異なります。

24時間風呂は毎日のお風呂掃除が必要ない

24時間風呂を使えば、毎日していたお風呂掃除も必要ありません。

前項でもご紹介しましたが、24時間風呂の場合、常にお湯がある状態です。

毎月1度お湯を入れ替えの際には、お風呂掃除が必要です。

24時間風呂を浴槽に設置した場合のデメリット

24時間風呂を設置した場合のデメリットは2つあります。

お手入れやメンテナンスが必要

24時間風呂の場合、お手入れや定期的なメンテナンスが必要です。

お手入れの方法は以下の通りです。

  • フィルターは毎日掃除しましょう(吸入フィルターを取り出し中性洗剤で洗って乾燥させます)
  • 浴槽に付着した湯垢や汚れは入浴後スポンジでふき取りましょう
  • 2日に1度、風呂水清浄剤「お風呂快適くん」を入れましょう
  • お風呂のお湯は月1回交換
  • 浴湯に濁りやにおい、浴槽にヌルツキがあった場合はお湯を入替
  • ろ過材、紫外線殺菌灯を年1回必ず交換

定期メンテナンスは長くキレイに使うためにも大切です。

定期メンテナンスでは、専門のサービススタッフが自宅まで来てくれるため、普段気になる事や不調なところがあればなんでも相談できます。

故障時や万が一のトラブルの時も、最短即日で対応してくれるので安心です。

レジオネラ菌に気をつける

循環式浴槽ではレジオネラ菌に気をつけなければいけません。

レジオネラ菌は循環式浴槽で増殖することが報告され、感染するとレジオネラ肺炎やレジオネラ症状を引き起こします。

今まで18万人の数多くの人がバスポカの24時間風呂を利用している中で、レジオネラ菌が発生したという報告はでていません。

24時間風呂のお湯がキレイな理由はバスポカの場合、以下の3つのシステムで細菌類の繁殖を抑制します。

  • 熱洗浄
  • 紫外線殺菌灯
  • 光触媒

3つのシステムでレジオネラ菌をはじめ大腸菌など根こそぎお風呂のお湯を殺菌できます。

引用:24時間風呂のメリットとデメリットは?理由とともに解説 – 【公式】バスポカEXeco-24時間快適お風呂

まとめ

この記事では、24時間風呂がどの浴槽でも設置できるか検討し、浴槽に設置した場合のメリット・デメリットを合わせてご紹介しました。

自宅の浴槽に24時間風呂を設置できるかどうか含め、全国にあるサポート会社から設置のプロが相談に乗ってくれます。

ご検討中の方はぜひ気軽にご相談ください。

 

 

 

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