家庭用24時間風呂とは?製品タイプの特徴解説

家庭用24時間風呂ってなに?

24時間風呂の仕組み

24時間風呂とは、ご家庭の浴槽に設置し、湯船のお湯をろ過・循環をさせることで常に暖かく綺麗な湯船を維持する仕組みを持った機器を指します。
お湯は機器の持つヒーター機能により一定に保たれる仕組みとなっており、温泉のようにいつでも快適に入浴を行うことがご家庭でもできるようになります。
より詳しい内容については以下にまとめた記事がありますのでご覧ください。

24時間風呂とはなに?【2023年最新更新版】

24時間風呂の良いところ

[1]いつでも入浴

もっとも大きな利点は冒頭にもあげた「いつでも入浴できる」という点にあります。
家族のライフスタイルが多様化したことで、各ご家庭によって生活リズムの異なるサイクルが営まれている現代で、入浴習慣においても例外でないでしょう。
家族で入浴するタイミングが異なる一番の問題は「入りたい時にお湯がぬるい」ことですよね。
そうなると追い焚きをするか、もしくは再度お風呂を貯めることになります。どちらにしてもガス代がかかりますし、毎日のことですから光熱費も高くついてしまいます。
ですが、24時間風呂であれば24時間365日いつでも綺麗なお風呂が保たれれていますので、入りたい時に快適な温度で入浴が可能です。

[2]家事負担軽減

家事の負担が軽くなるもの24時間風呂の魅力です。
お風呂に入る前には掃除を行う必要がありますが、24時間風呂の場合は常に湯船に水が張られている状況ですから掃除は不要です。
機器内部には強力な殺菌・ろ過装置が内蔵されているため水も清潔です。
水が綺麗ということは浴槽内も非常にクリーンな状態で、毎日行なっていたお風呂掃除が不必要となるのも良い点の一つですね。

[3]水の節約

無駄な水を排水せず、循環させる仕組みなっていますので、大幅な水の節約が可能です。1年間にわたって24時間風呂と普通のお風呂を比較した場合、通常であれば年間でかかる水量はおよそ90tとなりますが24時風呂を使用した場合10t程度となり、その分、水道代がお得になります。
家計で水道光熱費が占める割合を少しでも減らし、それでいて快適な24時間風呂は非常に便利な一品ではないでしょうか

[4]省エネ

24時間風呂は電気の力で水の吸い上げ、保温、循環までの一切を電気で行なっています。
ですので、機器を使用するに当たっては稼働させ続ける限り電気代が必要となります。
この電気代ですが、実は「省エネ」機能が搭載された機器本体が販売されています。これにより、稼働中の電気代を最小限に抑えた利用が可能となります。
電気代とガス代を比較した内容を以下のサイトに掲載してありますのでぜひご覧ください。

家庭用24時間風呂のタイプ

屋内設置型

主要メーカーが販売する24時間風呂については配管、配線がすっきりと無駄なく処理されており、どのような浴室、浴槽においても設置が可能なように設計された機器が増えています。
機器自体もコンパクトになっており、浴室内に設置しても気にならない仕様になっています。
集合住宅であっても問題なく設置が可能ですので、どなたにとっても検討いただきやすいのが屋内設置型に24時間風呂になるかと思います。
浴槽サイズや1日の入浴人数に合わせて機器をお選びいただくことで、ご利用いただく家庭に合わせた機器選択が可能です。

デメリットとしては浴室内を一部占有してしまう点です。
この点においては専門の取付業者やメーカーサポートが設置にあたって、入浴の邪魔にならない箇所への設置を案内してくれますし、浴槽の隅にすっきり収まるタイプの機器を選ぶなどすれば問題にならないことが多いかと思います。

屋外設置型

屋外設置型のメリットは浴室内のスペースを使わないため、浴室内がスッキリする点があります。
(集合住宅や浴室の状況によっては利用できない可能性もありますので、設置業者にお問い合わせのうえご検討ください。)
屋内設置型と比べ機材が大型となっていることが多く、ろ材のろ過性能が高い傾向があり、1日20人入浴しても大丈夫としている機器もあります。
その他のメリットとしては、お湯の交換時期が長くなる点やろ材の掃除は半年に一度で良いなどがあります。

一方デメリットとしては、本体価格が比較的高額になる場合が多いです。
また機器自体が大型であるため、故障時の修理にかかる部品代や工賃が高くなる傾向があります。
費用については修理店やメーカーサポートの状況によって異なりますので、お問い合わせのうえご確認ください。

まとめ

メーカーごとに特徴的な24時間風呂の販売を行っています。
新たに購入を検討しておられる方は、ご自身の使い方にあった機器をお選びいただき、快適な入浴習慣を手に入れていただければと思います。

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