リフォームついでに24時間風呂を設置してみよう!
24時間風呂の設置を考えている人もいるでしょうが、お風呂が古くなってきた、あちこち傷んでいるなどの場合は、ついでにリフォームすることができます。
そこで今回は、24時間風呂の設置にあたってできるリフォームについて考えてみます。
お風呂のリフォームについて
築10年を過ぎたころから、お風呂のリフォームがそろそろ必要になる時期。また、お風呂の手入れがしにくい、お風呂が暗い、お風呂が寒いなどの場合も、リフォームしたくなることもあるでしょう。
そんなお風呂のリフォームでは、様々なことができます。次のようなリフォーム事例があります。
- ゆったり空間へリフォーム
- お手入れしやすいユニットバスへリフォーム
- くつろぎ空間へリフォーム
- 保温性アップリフォーム
- サイズアップリフォーム
- ホテルライクへリフォーム
- 機能アップリフォーム
- 昔ながらのお風呂を最新ユニットバスへリフォーム
いろいろなリフォームがありますが、いずれもお風呂を使いやすく快適に入浴するためのものです。
お風呂リフォームの費用相場は50~200万円以上。かける費用によっても、リフォーム内容は変わってきます。
24時間風呂とお風呂リフォーム
お風呂のリフォームと24時間風呂の設置を一緒に行いたいという方もいます。あるいは、リフォームついでに交換したいという場合もあります。そのようなケースを調べてみましょう
在来工法からユニットバスにリフォーム
在来工法からユニットバスへリフォームを行う事例はよくありますが、ここで問題なのはユニットバスに対応した24時間風呂が少ないことです。メーカー選びが限られてきます。
あるおうちの例ですが、築30年以上のお風呂のリフォームを考えたそうです。ご主人の足腰も弱ってきているので、バリアフリーにもしたいそうです。
このおうちの場合、もともと24時間風呂が設置されていましたが、リフォーム後も使いたいとのこと。そこで、ユニットバスに対応したPanasonicのユニットバスを選ばれました。
リフォームによって浴槽も大きくなり、段差もなくなり、快適な入浴が可能に。24時間風呂の設置も問題なく、これまでのようにいつでも好きな時間に入浴できるようになっています。
ユニットバスからユニットバスへリフォーム
すでにユニットバスを設置してあったユニットバスから、新しいユニットバスへリフォームしたいという事例もあります。ユニットバスの交換です。やはり現時点では、24時間風呂対応のユニットバス少ないので、Panasonicの製品を取り付けることになったそうです。
なお、ついでに言っておくと、24時間風呂自体はどのようなお風呂にも取り付けやすくなっていますが、浴槽に24時間お湯をためておくのに対応しているものが少ないのが困る点。浴槽によっては、24時間風呂の設置で、表面が荒れたり退色したりすることがあります。
そこでこちらの方が選んだのも24時間風呂対応のPanasonicのユニットバスでした。リフォームにあたっては、24時間風呂のメーカー担当者とユニットバスのメーカー担当者、工事店の担当者が協力し合い、問題なく仕上げたそうです。
浴室内設置型から屋外設置型へ
今まで浴室内設置型の24時間風呂を設置いていたお宅が、お風呂のリフォームで屋外設置型に変えたという事例もあります。お手入れも大変になっていたためのリフォームですが、24時間風呂のタイプも変えてみたいとのこと。
これまでの浴室内設置型だと、少し浴槽スペースが狭くなり、邪魔だったそうです。リフォーム後は、屋外設置型になって、スペースが広がりました。これでスッキリ気分良く入浴できますね。
どのくらいの期間がかかるの?
お風呂のリフォームと24時間風呂の設置、または交換にどれくらいの期間がかかるのか、計算してみましょう。
まず、お風呂のリフォームですが、ケースによってかかる期間が違います。
- ユニットバスからユニットバスへリフォーム:1~3日
- 在来工法のお風呂からユニットバスへリフォーム:3~5日
- 浴室と洗面所をまとめてリフォーム:2~5日
- 部分リフォーム:1~3日
ここに示したのは一応の目安であり、各家庭のお風呂の状況によっても変わってきます。また、マンションなどの場合は、近隣居住者への説明や管理会社との話し合いなどの期間も必要で、そうなると、リフォーム期間全体が伸びます。最長では、10日くらいかかることもあるでしょう。
続いて、24時間風呂の設置期間です。屋内設置型の24時間風呂の設置にはそれほど時間がかからず、4時間くらいで終了します。屋外設置型の場合は、少し複雑な工事が含まれるので、1~2日ほど要します。
快適なお風呂のリフォームのコツ
お風呂のリフォームと24時間風呂の設置、交換を同時に行う場合は。快適なお風呂生活ができるようにするためのコツがあります。以下で解説しましょう。
オプションをつけてみる
お風呂のリフォームというと、浴室と浴槽だけを変える場合もありますが、オプションをつけてより使いやすくすることもできます。次のようなオプションを選んでみてはいかがでしょうか。
- 手すり/握りバー
- 浴室内テレビ
- 浴室暖房乾燥機
- ジェットバス
- 追い炊き機能
これらのオプションをつけることで、お風呂が楽しく安全で過ごしやすい場所になります。24時間風呂生活もより充実し、毎日の張り合いも生まれるでしょう。
なお、これらのオプション工事の中には、リフォーム時に行わないで後付けにすると、費用が高価になったり、工事が大変になったりするものがあるので、一緒に工事しておくのがおすすめです。費用との兼ね合いもあるので、できない場合もあるでしょうが、可能なら検討してみてください。
浴槽の素材選びに注意
お風呂のリフォームでは浴槽も交換しますが、選び方に注意が必要です。一つは種類によって質感や肌触り、お手入れのしやすさが異なるためですが、なんといっても大きな理由は24時間風呂に対応していない素材があることです。
例えば、FRP(繊維強化プラスチック)製などの浴槽は24時間風呂非対応です。人造大理石の場合は、メーカーによって対応しているものと対応していないものがあります。ステンレス製は対応可です。
せっかくお風呂をリフォームしても、後で24時間風呂を設置できない浴槽だったというのでは困りますから、工事店ともよく打ち合わせのうえ、浴槽の素材を選んでください。
浴槽の形
お風呂のリフォームで変えることになる浴槽の形選びも大切です。基本形は長方形ですが、そのほかにたまご型、ワイド型、コーナー型、アーチ形、斜め型などもあります。
浴槽の形は浴室内設置型の24時間風呂を設置する際もポイントになるので、上手に選んでみましょう。
雰囲気を変える照明選び
リフォームすることになる浴室の照明の選び方によって雰囲気が大きく変わります。また、照明のタイプだけでなく、調光や調色などの機能がついていると、お風呂に入るたびに違った環境を楽しめます。
せっかく24時間風呂を設置して、いつでも快適な入浴ができるようになったのですから、照明選びも工夫して、より気分を盛り上げたお風呂生活をしたいものです。
リフォームついでに24時間風呂を設置してみては?
お風呂が古くなった、狭い、寒いなどリフォームを考える理由はいろいろあるでしょうが、その際には一緒に24時間風呂を設置することもできます。
特に、24時間風呂に対応していないお風呂の場合は、リフォームで対応させることができます。24時間風呂は家族がいつでも快適な入浴ができるお風呂。設置するメリットは大きいので、リフォームついでに工事店に取り付けてもらってみてはいかがでしょうか。