外置き設置タイプの24時間風呂のメリット!どんなおすすめ機種がある?

24時間風呂には、浴槽コーナー設置タイプ、据え置き設置タイプ、外置き設置タイプなどの種類があり、それぞれメリット・デメリットがあります。そんな中で、今回は外置き設置タイプのメリット・デメリットを解説します。
併せて、おすすめの外置き設置タイプ24時間風呂の機種も紹介するので、購入時の参考にしてください。

外置き設置タイプ24時間風呂とは?

外置き設置タイプの24時間風呂とは、機器本体を屋外に設置するタイプの24時間風呂のこと。浴槽コーナー設置タイプや据え置き設置タイプが浴室内に設置するのと比べて、対照的なタイプです。
屋外に本体を設置すると、浴室内のスペースは取らないので、広く使えます。屋外ということもあり、大きな設置も可能で、大きなお風呂にも対応できます。
ただ、設置工事がやや大掛かりになりやすいです。

外置き設置タイプ24時間風呂のメリット・デメリットは?

外置き設置タイプの24時間風呂にはどんなメリット・デメリットががあるでしょうか。いくつか挙げてみましょう。

メリット①浴室内がスッキリ

外置き設置タイプの24時間風呂の第一のメリットは、浴室内がスッキリすることです。機器本体が屋外にあるので、浴室内には邪魔になるものがありません。設置工事が済んだ後も、これまで通り浴室内をお使いいただけます。

メリット②ろ過材の量が多い

外置き設置タイプの24時間風呂の第二のメリットは、ろ過材が多いことです。ろ過材が多いと、浄化能力が高くなり、大量のお湯をきれいにできます。家庭用でも家族がたくさん入ってもいいし、業務用ならさらに多人数分のお湯を提供できます。1日に20人入っても大丈夫という機種もあるほどです。
また、ろ過が順調に進むようになれば、お湯の交換頻度も少なくて済みます。同じお湯を長い間使い続けることができ、交換の手間も省けるでしょう。

メリット③ろ過材の掃除頻度が少なく済む

ろ過材が多い外置き設置タイプの24時間風呂の場合、ろ過材の掃除頻度も少なく済みます。機種にもよりますが、半年に1回でいいというものもあります。
お風呂と言うと、お手入れをしなければいけないものですが、ろ過材の掃除頻度が減れば、少し楽ですね。

メリット④いろいろな熱源を使える場合がある

外置き設置タイプの24時間風呂の第四のメリットは、いろいろな保温用の熱源を使える場合があることです。電気ヒーターのほか、灯油、ガスボイラーなども可能。ご自宅のエネルギー事情に合った熱源を使えるのはありがたいですね。

メリット⑤それほど広い設置スペースを取らない

外置き設置タイプの24時間風呂の第五のメリットは、それほど本体の設置スペースを必要としないことです。一部の業務用を除いて、屋外の少し空いた場所に設置できます。コンパクトタイプなら、ベランダや裏庭などの空いたスペースに置くことが可能。このようなタイプなら、スペースについてそれほど心配はいらないでしょう。

デメリット①設置工事に時間がかかる

外置き設置タイプの24時間風呂のメリットを見てみると、私の家でも、私の店舗でも使ってみようかしらと思うでしょうが、その前にデメリットも確認しておきましょう。デメリットを見たうえで、導入するかどうか決めてください。

まずデメリットの第一は、外置き設置タイプの24時間風呂の本体の設置には多少時間がかかることです。簡単に設置ができる浴槽コーナー設置タイプや据え置き設置タイプに比べると、少し設置まで待つことになります。
メーカーや機種にもよりますが、外置き設置タイプの24時間風呂の本体の設置には1~2日かかることも多いです。浴室内設置なら、半日程度で終わるのですが、それより長い時間がかかるのはやむを得ないことでしょう。

デメリット②現地調査が必要

デメリットの第二は、外置き設置タイプの24時間風呂の本体の設置前には、設置場所などの現地調査が必要なことです。工事をするにあたっての準備もしなければいけません。
設置についても条件がいろいろ設定されていることもあり、その条件に合うかどうかも確認することになります。そのうえで、メーカーは設置工事に移ります。

デメリット③取付工事費は別途見積もりが必要

デメリットの第三は、外置き設置タイプの24時間風呂の取り付け工事費は別途見積もりが必要となることです。また工事料が高額になる場合もあるため、本体の価格だけ見て取り付けようと考えていると、予算内に収まらないこともあります。
そうならないためにも、メーカー側に本体料金だけではなく、取付工事費についてもあらかじめ確認しておきましょう。

おすすめの外置き設置タイプの24時間風呂は?

外置き設置タイプの24時間風呂のメリット・デメリットを見たところで、今度はおすすめの商品をいくつか紹介しましょう。快適に使える商品がいろいろあるので、良くチェックしてください。

バルナ nimi

バルナ nimiは、コロナが販売している外置き設置タイプの24時間風呂です。
特徴はトップフィルター・ろ過材、光触媒紫外線のダブル除菌システムを採用していること。1日中、お湯を循環・浄化・除菌・保温しているので、沸きたての清潔なお風呂にいつでも好きなときに入浴できます。
お風呂を沸かす必要もありません。ついうっかりの空焚き、沸かし過ぎなどの心配もなし。
外置き設置タイプなので、浴室内もスッキリしています。
家庭用の100Vに対応しているので、大掛かりな電気工事をしなくて済みます。

▼商品情報

商品名 バルナ nimi
用途 家庭用
電源 AC100V 50/60Hz
消費電力 静音802W 通常844W 高速168W
熱源 電気ヒーター
本体価格 495,000円(税込・クラスマネージでの価格・特別価格もあり)

バス・エースCL

バス・エースCLは、ジャノメから販売されている外置き設置タイプの24時間風呂です。本体は外置きですから、スッキリゆったりしたバスタイムが過ごせます。
除菌効果を高めるために、電解塩素・熱洗浄・紫外線によるスーパートリプル処理を行っています。これで毎日、清潔・衛生的なお湯が利用できますね。
もみ湯とジェット噴流もついていて、体の疲れを解きほぐし、心身ともにリラックスさせます。

▼商品情報

商品名 バス・エースCL
用途 家庭用
電源 単相100V(50Hz/60Hz)
消費電力 100V 1.1KW
熱源 間接加熱ヒーター定格1.0KW
本体価格 450,000円(税抜)

風呂衛門610

風呂衛門610は、外置き設置タイプの24時間ジェット風呂。浴室内置きタイプにわずかな予算をプラスするだけで、何十倍もの快適さが味わえるお風呂です。
本体はコンパクトタイプですから、裏庭、ベランダ、脱衣所など狭いスペースにも置きやすくなっています。浴室内には配管・配線もなくスッキリしています。
電気代も浴室内置きタイプとほとんど変わりません。同じ電気代で、設置費用もわずか高いだけで、快適さが何十倍。
風呂衛門610は150~600リットルのお風呂に対応できます。ご家庭での利用はもちろん、1日30人もの人が入浴する業務用としても利用可能です。
循環量が強力なのも風呂衛門。設置場所が少し離れても、気持ちのいいお湯が出てきます。

▼商品情報

商品名 風呂衛門610
用途 家庭用、業務用
電源 単相100V
消費電力 ヒーター1kw ポンプ200W
熱源 ヒーター
本体価格 712,800円(税込)

まとめ

今回は、外置き設置タイプの24時間風呂のメリットやデメリット、おすすめ商品などを紹介しました。
外置き設置タイプの24時間風呂は本体の設置場所が屋外になるので、浴室内がスッキリ広く使えます。入浴の快適さでは非常に優れた商品で、浴室内設置タイプよりも予算を少しプラスすれば設置できます。ご家庭用だとややオーバースペックである部分も多いので、業務用や大家族のご家庭は検討していただくと良いのはないでしょうか。

商品の詳細については各社HPより取得した情報をもとに記載をしております。詳しくは他社HPにてご確認をお願いいたします。

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