24時間風呂に対応している浴槽はどれ?おすすめ浴槽を見てみよう!
24時間風呂の取り付けを考える場合に気になるのが、自分たちの使っている浴槽が対応しているかということ。対応していないと設置ができません。
そこで今回は、24時間風呂に対応している浴槽のタイプや容量を紹介します。
24時間風呂とは?
まず、24時間風呂とはどういうものかについての解説をしましょう。
24時間風呂は文字通り、24時間入浴できるお風呂のこと。お湯の浄化・循環・保温の機能がそろっていて、お湯が水になることもなく、衛生状態も良好なまま、いつでも入浴ができます。
仕組みとしては、フィルターで髪の毛などの大きなごみを取り除き、ヒーターでお湯を適温状態にキープし、ろ過材などでお湯を浄化します。殺菌装置も備わっているのが普通です。
このような24時間風呂では、朝起きたとき、昼間時間が空いた時、夕方帰宅した時、夜ご飯を食べたあとなど好きな時間にきれいなお湯の中で快適な入浴ができます。
24時間風呂に対応した浴槽
24時間風呂を設置するにあたっては、自宅や店舗の浴槽が対応しているか確認しておかなければいけません。対応していない浴槽では設置ができないほか、無理に設置すると、浴槽の荒れや退色が進んだり、ポンプが破損したりすることがあります。
そのようなことがあってはいけませんから、しっかり対応浴槽を確認の上、業者に設置を依頼しましょう。
では、どのような浴槽が24時間風呂に対応しているかというと、これはメーカーによっても違ってきます。ここでは、三和株式会社、ユニオンテクノスの場合の例を取り上げてみましょう。
三和株式会社の場合
三和株式会社では、「バスポカEXeco」という24時間風呂を販売していますが、対応浴槽はほとんどどのようなものでも大丈夫です。ステンレス(カラー以外)、タイル、天然石、アクリルの人工大理石、木の浴槽などは対応できます。安心して24時間風呂を取り付けられますが、念のため浴槽メーカーや販売店に確認しておくといいでしょう。
ユニオンテクノスの場合
ユニオンテクノスの場合も、24時間風呂をほとんどの浴槽に取り付けられるとしています。長方形の浴槽はもちろん、丸みを帯びた浴槽でも可能です。特殊な形状の浴槽でも、工夫すれば取り付けられるそうです。
浴槽の容量確認もしておこう
24時間風呂を浴槽に取り付ける場合、対応可能な浴槽の種類を確認するとともに、容量についてもチェックしておきましょう。24時間風呂の機種により、対応容量が変わってくるからです。
浴槽の容量の計算方法は以下のようになっています。
縦×横×高さ÷1000
例を挙げてみると、縦50cm・横100cm・高さ60cmの浴槽だとすると、50×100×60÷1000で300となります。300リットルがお宅の浴槽の容量ということです。
24時間風呂を導入するときは、この浴槽の容量に対応しているタイプを選ばなければいけません。
メーカーや機種によっても対応浴槽容量は違ってきますが。一般家庭用なら300~350リットルまで対応しているもので十分でしょう。
浴槽に24時間風呂をつける場合の注意点
24時間風呂対応の浴槽でも、設置にあたってはいくつか注意すべきことがあります。以下で解説します。
自分では工事しない方がいい
自分で新規の24時間風呂を浴槽に取り付けるのは難しいので、やめておきましょう。
交換の場合は、設置できることもあります。同じメーカーの同じ機種ならば、それほど複雑な工程が含まれないので、設置しようと思えばできます。
それでも簡単な作業ではありません。必要な用品等はホームセンターで十分に集められるものですが、シリコンホースの長さや位置調整、電源コードの設置、別途部材の準備など、素人では対応しにくいことも多いです。
自分で浴槽に24時間風呂を取り付ければ、費用の節約はできますが、設置がうまくできない、壊してしまうなどの恐れもあるので、できるだけ工事店に依頼するようにしましょう。
取り付け工事は本体価格とは別
24時間風呂を浴槽に取り付ける場合は、本体価格とは別の工事費用を支払わなければいけません。購入を考えたときに本体価格しかチェックしていないと、後で予算をオーバーしてしまうことがあります。工事費用について必ず確認の上、申し込んでください。
ただ、最近は本体価格込みとしているメーカーも多いです。
取り付け後は浴槽を洗剤で洗浄する
浴槽に24時間風呂を取り付けた後は、お湯を入れる前に洗剤で洗浄してください。浴槽に汚れやたんぱく質、垢などが付着したままお湯を入れると、赤さびのような着色汚れが生じることがあります。
それでは、快適な入浴ができませんから、まずはきれいに洗浄です。
浴槽容量に応じたおすすめ24時間風呂
浴槽容量に応じたおすすめの24時間風呂を紹介します。いくつか代表的な24時間風呂の機種を取り上げてみましょう。
300リットル程度の場合
浴槽容量が300リットルの場合は、次のような24時間風呂がおすすめです。
商品名 | 製造販売元 | 本体サイズ | 価格 | 取り付け工事費 | 浴槽容量 |
コロナホームジュニアi | コロナ工業 | 幅43cm×高さ43.5cm×奥行17.5cm | ¥313,500 | ¥22,000〜 | 300リットル位まで |
節約宣言SGR | ユニオンテクノス | 幅20cm×高さ28cm×奥行20cm | ¥324,500 | 無料 | 300リットル位まで |
ヘルシーバス(バスパ24) | ブライトホームサービス | 幅45cm×高さ51cm×奥行18cm | ¥377,300 | 無料 | 300リットル位まで |
表示した価格はカタログ表示価格で、税込価格となっています。実際に販売ざれる市場価格はもう少し安くなります。
上記の3つの24時間風呂では、「節約宣言SGR」と「ヘルシーバス(バスパ24)」の取り付け工事費が無料です。本体価格だけ支払えばいいので、お得に感じられます。
350~400リットル程度の場合
続いて、家庭用の浴槽としては大きめの容量である350~400リットル程度におすすめの24時間風呂の機種を見てみましょう。
商品名 | 製造販売元 | 本体サイズ | 価格 | 取り付け工事費 | 浴槽容量 |
バスポカEXeco | 三和株式会社 | 幅34cm×高さ60.7cm×奥行28cm | 434,500円 | 価格に含まれる | 350リットルまで |
未来夢α・湯めここち バスパ24Plusなど |
ブライトホームサービス | 幅45cm×高さ51cm×奥行18cm | ¥410,300〜¥459,800 | 無料 | 400リットル位まで |
節約宣言SGR 大容量フィルター仕様 |
ユニオンテクノス | 幅20cm×高さ28cm×奥行20cm | ¥344,850 | 無料 | 400リットル位まで |
この中の「バスポカEXeco」は一押しの機種。節水能力も抜群で1日235円でいつでも何度でも入浴できます。
さらに、業界トップクラスの大容量ろ過装置も搭載するなど、除菌・洗浄能力は優秀、いつもきれいなお湯で快適な入浴ができます。
まとめ
今回は、24時間風呂に対応した浴槽についての情報をお届けしました。
24時か風呂を導入する際に大切なのが浴槽の対応状況。種類と容量をチェックしなければいけません。
その結果、ピッタリ対応できるようなら、導入における支障はなくなります。あとは、設置工事が終わるのを待つだけです。どうぞ快適な24時間風呂を楽しみください。